ポスティングチラシの配色のコツ【保存版】
「お店や商品の良さが伝わるようなチラシにしたいけど、何色にしたらいいんだろう?」
ポスティングの反響につながる要素として、意外と見落とされがちなのがチラシの「配色」です。色が人に与える印象は大きく、間違った配色をしてしまうとチラシを読んでもらえない可能性があります。
この記事では、ポスティングチラシの配色のコツについて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
目次
ポスティングチラシにおける「配色」の重要度
私たちが普段、何気なく目にしているお店の看板や広告などは、実際は配色までじっくり考え抜かれてデザインされているものです。
たとえば自動販売機を思い浮かべてみてください。あたたかい飲み物とつめたい飲み物の2種類があると思いますが、それぞれどんな色があてがわれているでしょうか。
「あたたかい」=赤・オレンジ
「つめたい」=青
こんなイメージが浮かんだ人がほとんどだと思います。実際に、ほとんどの自動販売機をこのように配色されています。
これは、人は赤・オレンジなどの色には温かいイメージを持ち、青系の色には冷たいイメージを持つという、心理的な傾向があるからです。
これらの配色イメージを無視してチラシを作成してしまうと、本来伝えたいことと逆の印象を読み手に与えてしまうおそれもあるのです。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
0120-044-095
色ごとにチラシに与えるイメージ
ここからは、いくつかの色を例に出し、人に与えるイメージについて解説していきたいと思います。
「赤」-エネルギーや温かみを与える色
赤色は、一般的にはエネルギーや温かみを与える色として知られています。人の行動を促しやすい色なので、スーパーのセール告知や、Webサイトの申し込みボタンに配色されることが多いです。
赤色にはその他にも以下のようなイメージを喚起させる効果があります。
- 激しさ
- 情熱
- 暑さ/熱さ
- 安い
「青」-クールで落ち着いた印象を与える色
青色は落ち着いた、クールな印象を読み手に与える効果があります。企業や商品・サービス内容に信頼感を持たせたいときに効果的でしょう。
また、空や海、水などの自然のイメージも包含しています。そのため、飲料水や水道工事などのチラシでよく用いられます。
青色にはその他にも以下のようなイメージを喚起させる効果があります。
- 知的
- さわやか
- 涼しい/寒い
- 透明感
「黒」-高級感や威厳を与える色
黒色がチラシに与える印象は、高級感や威厳などです。高価な商品・サービスを訴求したい場合には黒色をベースにするのがよいでしょう。
また、黒色はどちらかというと男性が好む色合いであり、「夜」をイメージする色でもあります。このことから、24時間営業のトレーニングジムや自動車・バイクなどの商品を宣伝する際にも適しています。
黒色にはその他にも以下のようなイメージを喚起させる効果があります。
- スタイリッシュ
- モダン
- 危険
- ワイルド
「ピンク」-かわいらしさや親近感を与える色
ピンク色はかわいらしさや親近感を想起させるカラーです。また、どちらかというと女性の方が好みやすい色であり、その他にもお子様向け商品・サービスの訴求にも適しています。
ピンク色にはその他にも以下のようなイメージを喚起させる効果があります。
- 華やか
- しなやか
- 優しい
- 恋愛
「黄」-ポジティブさの反面、「警告」も与える色
黄色は主に2種類の相反するイメージを喚起させます。1つは「ポジティブさ」。お子様向け商品・サービスの宣伝に黄色がベースカラーで用いられるケースは多いです。
もう一方は「警告」です。道路標識や黄色信号、踏切などで黄色が使われているシーンが頭に浮かぶと思います。
黄色にはその他にも以下のようなイメージを喚起させる効果があります。
- 幼い
- 新しい
- 幸福
- 危険
「緑」-やすらぎや「自然」を連想する色
緑色は森林や草原など、「自然」のイメージに結びつきやすい色です。そのことから癒しやリラックス効果を訴求する際に用いられます。たとえば健康食品やマッサージ、エステサロンなどです。
緑色にはその他にも以下のようなイメージを喚起させる効果があります。
- やすらぎ
- おだやか
- 快適
- ハンドメイド
ポスティングチラシ作成における「配色」のコツ
ここからは、実際にポスティングチラシを作成する際に使える「配色のコツ」をお伝えします。
色数は多くても5色までに抑える
チラシ全体の色数は、多くても5色程度に抑えるのが無難でしょう。色数が増えるとごちゃごちゃとした印象を与えてしまいかねません。ポスティングチラシはチラシを手に取ってからの数秒の印象が重要なので、なるべく情報量を抑えるのが基本です。
仮に多色づかいでチラシを作成したい場合は、色の1つを「無彩色(グレーなど)」を選択すると、色同士の主張を抑える効果があります。
配色のバランスは「70:25:5」が理想
配色のバランスは「70:25:5」を意識してみましょう。カラー配分の内訳は以下の通りです。
- チラシ全体のベースカラー(70%)
- ロゴやブランドカラーなどのメインカラー(25%)
- 強調したい部分につけるアクセントカラー(5%)
主にはこの3色でチラシを構成することで、デザイン的に洗練された印象を与えることができます。
コントラストで見やすさを意識する
コントラストとは、異なる色同士の対比のことです。コントラストの差が大きいほど、チラシ全体にメリハリが与えられます。たとえばチラシのベースカラーが薄い色であれば、文字などのメインカラーは濃い色を設定します。
進和プロモーションでは、チラシのデザイン作成も承っております。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
0120-044-095
まとめ
今回はチラシの「配色」について解説をしてきました。
配色にこだわったチラシはデザイン的にも洗練された印象を与えます。
もし配色で迷った際は、デザインサイトで検索すればテンプレートが出てきます。チラシをデザインする際の参考になるでしょう。
また、チラシの印象は配色以外の要素も多分に影響します。チラシ作成のうえで参考になるコンテンツもあわせてご紹介します。
進和プロモーションは、福岡・大阪・東京エリアを得意とするポスティング業者です。ポスティングだけでなく、チラシの制作も請け負っています。
長くポスティング事業に携わってきたからこそのご提案ができます。
配布のご依頼・ポスティングに関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
0120-044-095