AIDMA(アイドマ)の法則とは?ポスティングへの活用方法も解説
ポスティングチラシのデザインを考えるのはとても大変ですよね。
ターゲットに合ったデザインやキャッチコピーが無いチラシというのは、ほとんど効果がありません。
今回は、チラシ作成を進めていくうえでの補助線となる「AIDMA(アイドマ)の法則」について紹介します。
AIDMAの法則を把握しておけば、チラシ作成もしやすくなるはずです。
目次
AIDMA(アイドマ)の法則とは
AIDMA(アイドマ)の法則とは、マーケティングにおけるフレームワークの1つです。
消費者が商品・サービスを認知してから購入に至るまでのプロセスを表しています。
ポスティングにAIDMAの法則を取り入れるメリット
AIDMAの法則が、ポスティングに取り入れるメリットとしては、主に以下の3つが挙げられます。
- 消費者の購買行動に合ったチラシを作成できる
- 顧客に関心を持たせるキャッチコピーが作りやすくなる
- 自社の商品・サービスへの信頼を高められる
ポスティングはポストにチラシを投函するという「プッシュ型」の宣伝手法です。消費者が自ら情報を収集するわけではないので、広告効果を高めるには消費者の心理を知ることが大切です。
AIDMAの各ステップについては、次の章でくわしく解説していきます。
進和プロモーションは、1985年創業のポスティング会社です。
ポスティングに関するご相談はお気軽に!
0120-044-095
AIDMAの法則5つの心理プロセス
AIDMAは、消費者の認知~購入までの流れを5つのプロセスで表しています。
各ステップの概要について、くわしく見ていきましょう。
Attention(注意)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)
Attention(注意)
消費者が商品・サービスの存在を知る段階です。ポスティングにおいては、ターゲットがポストからチラシを手に取った時に置き換えられます。
ポスティングチラシに関しては、「自分には必要ないもの」と考えている人が多いです。その前提があるため、人は広告を3~5秒のあいだで自分に必要な情報かどうかを判断すると言われています。
チラシを手に取って、思わず目を惹かれてしまうようなデザインや、商品の魅力がひと目でわかる写真があると効果的です。
Interest(興味)
チラシを手に取ってもらった後は、商品・サービスについて興味を持ってもらう必要があります。とはいえ、商品・サービスの魅力を延々と書き連ねただけでは、興味を持ってもらうことはできません。
商品・サービスの魅力を端的に表すこと、加えてその魅力が「ターゲットにとって有益なもの」でなければなりません。
この2つを同時に叶える要素として、キャッチコピーがあります。
チラシの目立つ位置にキャッチコピーを載せることで、何のチラシであるかを消費者に瞬時に伝えることができます。
キャッチコピーの作り方に関しては、以下の記事でくわしくご紹介しています。
Desire(欲求)
このステップにいる消費者は、商品・サービスについて興味は持ったものの、具体的な購買行動に移行するにはまだ不安がある状態です。そのため、消費者に「この商品・サービスが欲しい!」と思わせないといけません。
この段階の消費者の背中を押すのは、「説得力のある情報」です。たとえば実際に商品を購入した、サービスを利用したお客様の口コミがあると効果的です。
Memory(記憶)
人は1度「欲しい」と思った商品でも、なかなかすぐには購入に至りません。とはいえあまり時間が経ちすぎてしまうと、商品・サービスの存在を忘れてしまう可能性もあります。
商品・サービスを「記憶してもらう」ということにおいては、ポスティングは理に適っています。というのも、紙のチラシの特性は「手元に保存しておける」ことだからです。
すぐには購入に至らなかったとしても、チラシを保存してもらえればその後の態度変容も期待できます。
また、商品・サービスの認知度を上げるために、定期的にポスティングを行うのも効果的です。
Action(行動)
チラシで重要なのは、商品・サービスの購入(行動)のための導線が明確であることです。
商品の詳細は企業のWebサイトで行いたいのであれば、WebサイトへのQRコードを掲載します。
店舗への来店を促したいのであれば、店舗の所在地・アクセスマップ・店舗の外観写真などの情報が不可欠です。
進和プロモーションは、1985年創業のポスティング会社です。
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ポスティングにおけるAIDMA活用のポイント
AIDMAの法則を活用するにあたってのポイントを紹介します。
ペルソナ(架空の顧客像)を詳細に設定する
人の心に刺さるチラシを作るには、消費者について知る必要があります。広告は「30代の独身男性」のような大雑把なターゲティングではなく、個人の価値観やライフスタイルが見えてくるような「ペルソナ」を設定することが重要です。
ペルソナで設定しておくとよい要素
項目
詳細
プロフィール
氏名・年齢・性別・居住地・職業・収入など
ライフスタイル
趣味・休日の過ごし方・よく行くお店・よく読む雑誌・好きな食べ物・流行への感度など
価値観
性格・お金の使い方・商品を選ぶ基準など
抱えている悩みとニーズ
抱えている悩み・悩みの解決方法・商品購入にあたっての懸念事項など
ペルソナを設定することで、チラシデザインの方向性やキャッチコピーの作成がしやすくなります。
ペルソナについては以下の記事でもくわしく解説しています。
Webサイトやクーポンと掛け合わせて相乗効果を狙う
1枚のチラシに記載できる情報量は限られています。そのため、商品・サービスのより具体的な情報はWebサイトで確認してもらうよう、チラシにQRコードをつけておくことも可能です。
また、チラシからの行動を促すには、クーポン付きチラシも有効です。チラシからの購入や来店で「定価の20%オフ」などの特典があると、チラシの反響が上がる傾向があります。
ポスティング後に反響を数値化する
ポスティングをした後は必ず反響を測定するようにしましょう。
ポスティングは配布エリアやチラシデザイン、配布するタイミングによっても反響に差があります。正しくターゲティングを行えているか確認するために、効果測定は重要です。
チラシの反響率は、「反響数÷配布枚数×100」で求めることができます。
反響数の確認方法としては、以下があります。
- チラシにクーポンをつけ、回収率を見る
- チラシ専用のWebサイト・電話番号を設ける
- 来店のきっかけのアンケートを取る
チラシの業種にもよりますが、反響率の平均は0.01~0.3%ほどです。
ポスティングの結果、反響が少ないと感じた場合は、改善の余地がないか見直してみましょう。
まとめ
ポスティングチラシ作成で便利なフレームワーク「AIDMAの法則」について解説してきました。
消費者の心理・ニーズを正しく理解するためにも、AIDMAの法則は役立ちます。
進和プロモーションは、福岡・大阪・東京エリアを得意とするポスティング業者です。1985年の創業からのマーケティングデータも用いながら、反響につながるご提案をさせていただきます。
ポスティングに関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!
0120-044-095